初夏を思わせるような汗ばむ陽気の中、能勢電鉄ときわ台駅前には大勢の参加者が集まりました。
夏日予報が出ていることもあり、参加者の皆さんには水分補給の準備をしてもらうように各スタッフが声を掛けて促します。
マイクでもリーダーのOジュンさんがアナウンス。
電車が到着する度に広いとは言えない駅前の歩道スペースは徐々に満杯となり、今日は出発予定時刻の10時より少し前にスタートしました。
高代寺山を巻いてる林道を西へ西へ。
この道は車の通行量が少なく歩きやすい道。
つい二週間ほど前にはチャコールグレー色の山肌にピンク色のエドヒガンが見事なコントラストを描いていたのに・・・・今では山一面に新緑が眩しく目に映ります。
“萌えいずる春になりにけるかも”
誰ぞやの詩ではないけれど・・・・
八十八夜を過ぎて“風薫る五月”というべきでしょうか?
ブツブツと独り言を言ってる間に一行は知明湖へ向かって下り、県立一庫公園へ。
車道ではなく、管理地内のゲートを解放して頂いて、湖畔から西に向かって階段を真っ直ぐ上がります。
以前は間歩が点在していたのが頷けるような巨岩がチラホラと目に入ります。
数百段上がりきった所が県立一庫公園の入口。
さあ!ここからが知明山三角点への登山道です。
数分間休憩した後、先導グループを率いてリーダーOジュンさんに続いて上がって行きました。
県立公園らしく道が立派に整備されていて安心して歩けます。
階段の上りが続き始めたあたりの見晴らし台でリーダーは滞留を決め込み(・_・;)その先は僕一人での先導となりました。
スタミナいることは若いもんの役目やね!なんて参加者の皆さんに励まされながら山頂を目指します。
炭窯後や間歩の痕跡などを説明しながら汗だくになってきたころ山頂に到着しました。
直後の後続者、二名。10メートルほど空いて7~8名・・・・
またオーバーペースみたい・・・・
反省・・・・
数分後には二、三十名ほど到着されたのでボチボチと下山。
上り道の階段とは違い山道中心の心地良い下りで10分程度で一庫公園の広場に降りて来ました。
ここで半時間ほどの昼食休憩となります。
連休中とあって一般の来園者も多くなかなかの賑わいです。
天気もすこぶる快調!高代寺山が見事に浮き上がるように間近に望めます。
スタッフの無線からは、山頂への登りで体調不良の方が一名おられるとのこと。
最近は緊急搬送が増えていてスタッフ間に緊張感が増します。
しかし、先ほど上り途中で滞留したリーダーOジュンさんがうまい具合に居合わせてその参加者に同行とのこと。
幸い大事に至らず、回復されたとのこと。しばらくはリーダーが様子を見ながらと報告を受ける。
午後は出会いの谷を長い階段を下って公園を離れ、知明湖畔を歩きます。
藤の花が随所に見られ歓声が上がり、崖っぷちの山桜の大木が行く春を惜しむかのように枝いっぱいに最後の花を蓄えているのに感動したりしながら・・・・
ダム管理事務所を過ぎてトンネルをくぐり抜け国道173号線の信号を渡って階段を上がり、静かな人里に入ったところで目の前を大きなキジが横断するではありませんか!(@_@)
立ち止まってキジの行く先を指差して参加者の皆さんにアピール!
今日一番の歓声が上がる。
全長1メートルはありそうな大きな雉でした。
桃太郎に描かれたあの派手な色合いのままだったことに参加者の皆さんは感動しているようでした。
そこからは車道沿いにゆるやかな上り坂をいけばゴールの日生中央駅前です。
ゴール地点では今日も完璧な道標を貼っていたカリスマハイカーHさんが皆さんを迎えてくれました。
本日の参加者、605名!
多数のご参加、どうもありがとうございましたm(_ _)m
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