2019年5月24日金曜日

また逸翁美術館へ

阪急沿線むかし図会
大正・昭和のゆめとまち
~池田文庫ポスターコレクションより~

先週末に訪問したばかりなのに
また逸翁美術館へ行ってきました
今回は薪能の割引なく
正規料金700円です
正直言って割高感ありますね~・・・

さて館内へ入ります
平日はさすがにシーンとして美術館らしい空気感

備え付けのプレートと鉛筆を借りてメモします
明治43年の開業当時から
梅田から箕面まで30分、宝塚往復1時間半って!
今でも箕面まで急行を乗り継いで28分
宝塚は急行で片道35分かかりますよ~

この1型電車にそんなスピードがあるとは・・・


この900型の頃は梅田~三宮間
特急で25分だったですよ~
参考までに現在は特急で29分かかります
 コレコレ!
阪急電車の顔っていったら
模型とはいえ内部も精細です
ピント合ってませんが…
その後方では
貴重な8ミリ映写機で撮影した映像が流れています
『阪急王国』昭和10年5月製作
『楽しさのバラエティ王国 宝塚ファミリーランド』昭和53年

『阪急王国』
いい響きですね~
如何にも小林一三翁が好まれそうです

冒頭の梅田ターミナルビルや券売機?
国鉄の下をくぐって出発して行く様子など
何回観ても飽きません

後ろ髪をひかれる思いで
今日も逸翁美術館を後にしました

隣接するカフェはマダムの団体で賑やかそう
キャストスタイルを走らせて
蕎麦玄生(くろき)さんへ
ずいぶん前から気になっていたお店です

店内はとても清潔感のある広い空間
メニューが木の板に掛かっているのがシブい
ざるの玄生にしました
そういう意味だんたんですね~

食前に手作りの胡麻豆腐
胡麻の香りが柔らかくて
市販品とは比べ物になりません

そして玄生(くろき)登場!
いわゆる田舎そばっていうのでしょうか
殻の食感がしっかりと残っていて
始めて味わった感覚でした

完食する頃に蕎麦湯が出されました
そばつゆは少なめでしたが
実はこの程度で十分なんですよね
それでも余りましたし…
しっかりとした削り節の香りと
濃い目の醤油が口に合いました

ご主人は日本料理店で修業されていたそうで
お寿司が得意とのこと
奥様お勧めのこはだ
そしてホタルイカを1貫ずつ
鮓飯が絶妙!
ネタも文句なし!

お腹も心も満たされて
またまた池田城跡(しろあと)公園へ入城!

青空に映えますね~

ヤマボウシが咲いていました

庭園の主役シラユリはまだ蕾み
来週末には綻ぶかなあ~

バラは熱中症気味

スイレンも咲いてますね~
もう少し多かったら見ごたえあるんですが・・・

そして南門直下の
花菖蒲
咲いてます!
来週末にかけて次々花開くことでしょう!






2019年5月20日月曜日

第20回記念 いけだ薪能

池田の町をブラブラしていることを知り
会社の後輩から薪能のお誘い
前売り券は全て完売の人気コンテンツのようです

 当日は
城跡(しろあと)公園近くにある
逸翁美術館での特別展示を観覧
レトロなポスターがたくさんあって
古き良き時代を感じさせてくれます

館内は基本写真撮影禁止ですが
ほんの一部
この手のジオラマや模型のみ撮影可能でした
西宮北口のガタガタゴトゴト
子供の頃は阪神鳴尾駅近くに住んでいましたから
あの感覚は残っています

「1935年 阪急王国」という映像が
これまた貴重な場面を映し出していましたよ~
もう一度入館したいものです

さて
時間も迫ってきたので
池田城跡公園へ

開場前から並んでいたようで
開場10分後にはすでに7割近く席は埋まっていました

子供たちの能から始まりましたが
こういう伝統芸能を習おうという気持ちが
素晴らしいですね~

上演中
鳥たちがねぐらへ行ったり来たり
ヒヨドリやセキレイにカラス
遥か上空をダイサギが優雅に…

メジロのキレイなさえずりをBGMに

いよいよ「呉羽」(くれは)が上演!

とても荘厳で華やかな舞台でしたが

風が強くて体感温度が下がり
薄手のジャケットでは我慢出来ず…
火入れ式直前に
やむなく退出となりました

狂言の「文山立」(ふみやまだち)や
「石橋」(しゃっきょう) 大獅子を
鑑賞できずで残念でした

池田の町で反省会
なかなか「能」は敷居が高い
ということに落ち着きました

翌日はこれ!

大阪の銘醸のひとつ
とても華やかな香りと味わい
中口の飲みやすいお酒です

もう一本!
こちらの大雪渓酒造
先日行われた
2018年度(酒造年度)の全国新酒鑑評会に於いて
金賞を獲得された蔵元です

純米酒らしいキレのある
キリッとした飲み口

この週末は
ちょっと飲みすぎましたね(^_^;)


2019年5月14日火曜日

ジロ 第3ステージはHATSUYAMA show!

ジロ・デ・イタリア第3ステージ
おおいに活躍してくれました!
NIPPOヴィーニファンティーニ ファイザネ
唯一の日本人 初山翔選手!
ローリングスタート直後からの飛び出しで
独り先行してグングン差を開き
63.5km地点の中間スプリントポイントを
1位で通過!

その後も差をキープしつつ
快調に飛ばし

地元イタリアのTVでも話題のよう
純白のデ・ローザがカッコいいですね~

公式ツイッターには
センセーショナルな逃げとか
2016年の全日本チャンプだの
2017年ツアーオブジャパンでは
山岳賞だっただの
興味津々の紹介が続いていました

130km地点でもまだ4分の差
でも流石は世界トップの集団ですね
徐々にというか
後半に入って一気にスピードアップ

ゴールまで残り75kmあたりで
とうとう大集団に吸収

最終的にゴールはいつものように
集団スプリントの猛者たちの
独壇場

初山翔選手は3分14秒遅れの169位
それでも
144kmもの距離を
たった一人で逃げ続け
メディアにもおおいに露出して
チームの宣伝になったことでしょう!

あっぱれあっぱれ!


初日の個人タイムトライアルでは
同じチームの西村大輝選手が
まさかの
制限時間オーバーで失格でしたから
情報を得る気力が
すこし萎えていました…

がんばれ~!
NIPPOヴィーニファンティーニファイザネ!





2019年5月12日日曜日

ゼフィルスの森から三草山へ挑戦!

先週の舎羅林山に自信がついたのか
1週間後の土曜日に
三草山へ挑戦しました

道の駅 能勢にはパトカーに大中小のバス?
 シブいサイドカーもありました
警察の吹奏楽団の演奏があるらしいです

さて
ロフストランドクラッチ杖をついての
福祉登山?は能勢町神山地区からのスタート
10:07
 神山といえば
放光山 慈眼寺(じげんじ)
代々の浄瑠璃の太夫の墓所でもあります

しっかりと道中無事をお祈りして
目前の三草山を目指します
とても急な簡易舗装の坂をグングン上り
おおさか環状自然歩道の道標を頼りに進みます
じつは
三草山へのアプローチは初めてなんです(^-^;
ヤマレコやYAMAPの情報を頭に叩き込んで
今回の山行に挑んでいます

大阪みどりのトラスト協会さんの作業拠点まで来ました
いつも森林環境警備に頭が下がります

そのすぐ先に立派な看板
11:42
いよいよ山道に入りますよ~
山頂まで1.1㎞

予想以上に荒れたプロローグですね~
不自由な左足とロフストランド杖では
足下に細心の注意が必要です
同行の妻が右側の植林地に
エスケープルートを見つけてくれて一安心
植林地を抜けても険しい上りは続きます
ひと際急な上りを越えると道祖神?
そして
ゼフィルスの森へのゲートがありました
11:05
山頂まであと700mだ!
ここからは進路を西へ振り
歩きやすい山道となる
大きな岩が真ん中にあったり
きれいな毛虫が足元をのんびりと歩いていたり・・・
里山林の中を歩くのは快適ですね~
所々に看板
森の妖精といわれるヒロオビミドリシジミには出会いませんでしたが
クロアゲハやブンブンとうるさいハナアブ
きれいなヤブツバキが迎えてくれました

久し振りに木段を越えると
右下には人工的な平坦地が
推古天皇の頃の清山寺跡でしょうか?

さらに進むと
きれいな赤い花
ヤマツツジでしょうね

みたび目の前に木段
かなり急な60段でしたが
上りきると頂上到着!
11:42
開放感のある広い山頂ですね~
景色も抜群!
あべのハルカスも見えていますね!
三等三角点三草山563.99m 
三角点名が山名そのままって
結構めずらしいと思います

山頂は大きな花アブがブンブン!
落ち着かないので早々に下山
11:48
緩やかな下り道から傾斜がキツくなり…
木段が現れる!
その次は倒木!
そして再び木段(-_-;)
これは堪えますよ~
辛い…

そして
見慣れた風景が見えてきました

才ノ神峠到着
12:36
下りで疲れました…
急ぎここから長谷の棚田方面へ

振り返ると三草山
棚田の風景に癒されます

コンクリート舗装の急な坂道は
けっこう疲れるもので
路肩でひと休み
のどかな空気が流れています
更に下って
棚田を堪能して
膝がガクガクになりながら
神山地区に戻れたのは
13:45
約3時間40分で約4.7kmを踏破

道の駅 能勢へ
ひだまり食堂で乾杯!
先週のビール以上に美味かった!!
だんご汁定食で栄養補給
ここは何を食べても美味しいですね~
箸を使う際
ロフストランド杖を突いてた
右手が攣りそうで困りましたした

何はともあれ
また少し進歩しました!