2018年7月30日月曜日

ツール・ド・フランス 第21ステージ エピローグ

長かった21日間のステージも今日まで

176人いた精鋭たちも145人に減り
激闘の凄さを感じられます
コースは
エリーゼ宮のあるパリへの凱旋
 まずは
お約束のシャンパンタイム!
 サービスカーのスタッフも一緒に

パリへ入って周回コースを回る頃には
徐々にレースムード
シャバネルがラストランのお披露目?

いつもながら美しい

ツール最後のゴールスプリント

 シャンゼリゼを制したのは
UAEチーム エミレーツの
アレキサンダー クリストフ
ノルウェーのスプリンター
今ツール初優勝

2位はデゲンコルブ 3位にデマール
サガンは8位と控えめ
今ツール3勝はトップですけどね

そして
マイヨージョンは
G.トーマス
 山岳賞マイヨポアはフランスのJ.アラフリップ
(クイックステップ)
新人賞マイヨブランはフランスのP.ラトゥール
(AG2R ラモンディアル)
ポイント賞マイヨベールはスロバキアの
ペーター サガン!
6回目の受賞は歴代トップに並びました
 総合成績トップの3名の表彰式
 2位オランダのt.ドュムラン
3位に過去4度優勝経験のあるC.フルーム
トーマスは英国国旗でなく
出身地のウェールズ国旗を纏っていますね
今年もエキサイティングなレース
ほんとう楽しませてもらいました

トーマスが最後に言った一言
ビブラ・フランス!
フランス万歳!


※画像は全てオフィシャルサイトから

2018年7月29日日曜日

ツール・ド・フランス 第20ステージ 個人T.T

実質ツールの最終日
明日のパリ凱旋ステージは
ゴールスプリント以外
エピローグのセレモニーのようなものですから

2位のドュムランも3位のログリッチ
4位のフルームも
一発逆転を狙っていたでしょう

個人タイムトライアルは
総合成績下位からスタート
50位のクヒアトコウスキー(スカイ)が
トップタイムを出し
そのまま
総合成績トップ10の出番

7位のバルデ
今までにない力走!
総合成績を1つ上げる快挙でした
ピレネー山脈ステージ前に
強力アシストT.ギャロパンを失ったのが痛かった…

総合4位のフルーム
さすがはT.Tのスペシャリスト
暫定トップタイムを叩き出しました!

続く
総合3位のログリッチ
ビアンキブルーの車体が美しい…
フルームに1分以上の差をつけられ
総合4位に後退
明日の表彰台を逃しました

総合2位 ドュムラン
今年の世界選手権T.Tチャンプの証し
アルカンシエルジャージを着ての出走
ガンガン踏んでますね~

 ゴールタイムは
1秒フルームを凌駕!
フルームの納得の笑顔が印象的

最終出走は
ゲラン トーマス
マイヨージョンを着用しての激走!

昨年のツール個人T.T勝者の面目躍如
ドュムランに僅かに14秒遅れで
しっかりと纏めました
31km走って秒単位の決着とは
なんという争いなんでしょうか

ステージ終了後の表彰式
トーマスの安堵の表情

総合優勝争いは実質終了
チームの絶対的エース C.フルームを抑え
アシスト役のG.トーマスが初優勝です
T.ドュムランも初のツール表彰台

明日のパリ凱旋ステージ 
ゴールスプリントだけは見どころですよ~

満身創痍のサガンが出し抜くか
フランスのデマールか?
はたまた
39才最年長出場と18回の最多出場記録を更新し
今回限りでツールから引退宣言した
シルバン シャバネルが
大逃げを打って先頭でゴール!
なんてのもドラマチックですね
いつもいつも
ぶっ飛びのエスケープといえば
シャバネル
大逃げのグループには
常に彼の名が出ていましたから
僕も印象に残っています

それでは
今夜を楽しみに!


※画像は全てオフィシャルサイトから












※画像は全てオフィシャルサイトから

2018年7月28日土曜日

ツール・ド・フランス 第19ステージ ピレネー最終日

長かったフランス一周も
残すは
ピレネー最終日と
明日の個人タイムトライヤル
そして
パリ シャンゼリゼ通りへの
凱旋ステージの三戦を残すのみ

超級峠を2つ越えるこのステージ
優勝争いに参加するには
ここでの
逃げ切り勝ちが必要です

優勝候補を擁するチームは
しっかりと集団をコントロールして
レースは進みます

ヨーロッパの道は美しいですね~
無粋なガードレールが
ほとんど見当たりません

後半の2級、超級峠への区間で
先頭集団に大きな動きがありました

逃げグループにバルデら数名が追いつき
総合3位を狙って頂上を目指しました

マイヨージョンのトーマス
2位のドュムラン、フルームらがペースアップ
バルデの企ては崩れ
ライバルたちと共に峠を下ることに

区間勝利を手に入れたのは
超級峠の下りを上手く利用した
チームロットNLユンボの
プリモシュ ログリッチ
スロバキアの28才
今ツール初優勝
生涯で2度目の区間勝利です

2位にはマイヨージョンのトーマス
3位にバルデ

総合争いは
フルームが1つ下がって4位
区間勝利のログリッチが3位に浮上


明日は個人タイムトライヤル
総合上位の面々はバルデ以外
みんな得意の種目
トーマスの2分5秒のアドバンテージは
大きいですね~

先にスタートする
フルーム、ログリッチ、ドュムランらが
スーパーラップを刻んで
トーマスがプレッシャーから
ペースを乱すか
落車やパンクがないと
マイヨージョンは変わらないでしょう

あと1日
踏んばれゲラン トーマス!


※画像は全てオフィシャルサイトから







2018年7月27日金曜日

ツール・ド・フランス第18ステージ

久しぶりのフラットな移動ステージ

平和な1日と思っていたのですが…

モビスターチームどうしでクラッシュ!
昨日のヒーロー キンタナが負傷の
手当てを受けています

ゴールはやはりスプリントになりました
昨年、落車負傷のサガンは
お休みモード?
ロケットダッシュはせずに
様子見の感じです

スプリントを制したのは
グルパマ エフデジの
アルノー デマール

ゴールスプリントの常連ですね~
昨年のツールでも1勝しています
まだ26才とは知りませんでした
フランスが誇るスプリンター
パリでも可能性大ですね

ベスト10にはやはり凄い面子が
スプリンターは何故か
強そうな名前が多いんですよね
ボワッソンハーゲンやデゲンコルブなど

総合優勝争いに変化なし

明日の第19ステージが
クライマーとしては最後のチャンス
1級、超級、2級、超級と続く
ハードなコースで
バルデやキンタナが一発勝負なるか!


2018年7月26日木曜日

ツール・ド・フランス 第17ステージ 短期決戦

ピレネー山脈 第2戦目は
僅か65kmの短期決戦

スタートは
いつものウェーブ形式と違い
F1方式??
意図はよく分かりません

終始
活躍したのはブルージャージの選手たち
1つ目の峠では
アスタナのカンゲルトがトップ



2つ目まで先頭逃げ体制で踏ん張り

3つ目の峠ではバルベルデの牽引で
モビスターのエース
ナイロ キンタナがスパート!

キンタナは先頭で逃げる
カンゲルトに追いつき

得意の上りで
存分に力を発揮

今ツール区間初優勝!
ようやく
役者が揃って来ましたね

バルデはやはり
最後の超級峠の上りで失速
マイヨージョンのトーマスは
ライバルに遅れることなく
堅実にゴール
フルームは少し遅れ
体調が悪そうでした

総合優勝争いに少し異変が
フルームが約1分ほど失い3位に後退
キンタナが5位に上昇

トーマスの好調さと
彼のタイムトライヤル巧者ぶりから
これはもしや?
ですよ!

残念ながら
バルデの
表彰台は厳しくなりましたね

明日は久々
フラットなコース
サガンに期待したいですね~

ダウンヒルでの転倒の影響が心配ですが…



※画像は全てオフィシャルサイトから