10月最後の土曜日
能勢町地黄(じおう) を散策
戦国時代から江戸初期にかけて築城されていた
丸山城跡麓に車を停めさせて貰いました
機会があれば
城跡散策もしてみたいですね
地黄城跡前景
針葉樹の植林が惜しいですね
この山には
様々な桜を植えられているようです
去年の春に麓で見た
ウコン桜は見当たりません…
バイパス道路を横切って集落内を通る
旧道 いにしえの能勢街道へ入ると
いきなり旧家のオンパレード
ひときわ綺麗にされている代表的な旧家
向いもなかなか負けていませんね~
蔵の入口が街道に面していますが・・・
不用心ではなかったのでしょうか?
みごとです
如何にも街道!
そんな道幅と風情を感じます
立派な題目塔
清普寺(せいふじ)の銘が見えます
清普寺は能勢家の菩提寺で
能勢街道のこの辻を西へまっすぐ行った所
小さな石塔は何なんでしょう?
後ほど調べたいと思います
能勢街道をさらに南へ進むと
九頭竜神社
ここにも源光仲公の伝説が伝わっているのでしょうね~
地元の名士に贈る
功労碑?
これも調べないといけません
まだまだ知らないことばかり・・・
こちらの旧家は放置されています
が、しかし!
虫小窓に装飾がありますよ~
鶴?
こちらは亀
屋根の下の壁(矢切?)の印を囲む
装飾がまた粋ですね~
こちらは
蔵に付いている印
「寶」がたくさん入っているのでしょう
お屋敷の裏側には広大な田畑が広がっています
良質なお米ほか農作物が採れて潤っていたのかもしれません
電柱やガードレールがなければ
いつの時代か分からない風景です
お屋敷とお屋敷の間を進む
これまた
タイムスリップした気分・・・
能勢街道を離れ
近くの地黄城跡へ
戦国時代の石垣が残っています
振り返ると
先ほどのお屋敷が望めます
石垣の上に上がると
広い敷地
数年前まで能勢町立東中学校のグランドでした
その中に実は
能勢氏古城跡の碑が残っています
傍には
い~香りのサザンカが咲いていました
周りに堀がありますが
これも当時のままなのでしょうか?
南東方向には稲荷社
そういえば
ここからの鬼門の方向は・・・
真如寺!
京都御所の赤山禅院のように
鬼門封じの意味でも
この地に定めたのでしょうか
桜の紅葉が見ごろを迎えつつありました
春は「荒城の月」さながらなのでしょうね~
城跡を下りると
大正ロマン建築の建物が
地黄公会堂
こんな田舎に(能勢の皆さんスミマセン…)
なんで
こんなハイカラな建物が⁉
後ろ姿も絵になりますね~
旧能勢街道らしい風景が見られる
能勢町地黄地区
秋の愉しい散策でした