2013年8月31日土曜日

2年ぶりの上杉尾根コース タイムアタック!

久しぶりの
上杉尾根コース タイムアタック!

この登り口からジャンプして
大怪我して以来
2年ぶりですねー

今回は
後輩Mクンからの挑戦を受けて・・・
先にスタート
手元の腕時計で14:34

【14:34’26” 画像のプロパティによる】
彼は3分後のスタート

こういう場合は
後発が有利なんですが
敢えて先発を選びました

ここ最近の下見や山行では
彼の後塵を拝することがしばしば
内心、世代交代を感じています

焦る気持ちを抑えながら
富士登山で覚えた
呼吸法とピッチ歩行で進みます

ラップを取る
最初の灯籠跡
【14:40’28】
体中から汗が吹き出し
ラップタイムを見る余裕はありません・・・
ただ、シャッターを押すだけです
(実は今までの最速、6分2秒!)

猛暑の中
コースの大半が木陰なのは助かります
が、既にバテバテ・・・・

左下、眼下に
「日本一の里山」が望めるポイント
【14:47’34】
いつもながら
水切り用の足場が障害物
足を上げるのがキツイ!

ラップタイムポイント
二つ目の灯籠跡
【14:49’58】
(ペースダウン・・・9分30秒)
時間よりも勝負に勝ちたい!


八丁茶屋跡を越え
つづら折れの上りはなくなったものの
緩やかなアップダウンの尾根道

後輩Mクンの姿が現れるのでは?
何度も振り返ってしまいます(^_^;)

頭の中を流れる
アリスの“チャンピオン”

視界に入ったら一気に抜かれるぞ~
なんで先発を選んだんかなぁ~?
追われる身は
やはり厳しい~!

呼吸を整えたい区間ですが
エンジンを噴かしてペースアップ!
1つ目の道標を過ぎ

二つ目の道標
この辺でやめて隠れてようか?
なんて悪魔が囁く・・・
ホンマにしんどい(||´Д`)o
この先からは
再び緩やかに上りがはじまります

三つ目の道標の直前から
一気に急勾配
ここには三基目の灯籠跡
【15:02’36】
画像のブレ加減で
しんどさが分かりますねー

ここからの急勾配
12~15%ぐらいの上りが続きますが
根性しかありません
アリスの“チャンピオン”を振り払いながら
ひたすら、前へ前へ

前方が明るくなり
やっとのことで
妙見山上駐車場へ
ゴーーール!
【15:06’50】
【32’24”】

路上に大の字になって
そして
腕時計を見ると33分少々!

起き上がって
後輩Mクンが上がってくるのを待ちます

3分以上の間隔が開けば
面目は保たれますが・・・

来ました!
足取りは重そうな感じ

ゴール!
【15:14’14”】

約7分後の到着
セ~~フ!
ハイキングスタッフの先輩としての
面目躍如
しかもベストタイム更新!

Mクンも2度目のチャレンジで
ベストタイム更新とのこと

二人とも
いい汗かきました!

後輩Mクン 36分48秒
なんばりん 32分24秒

参考ラップタイム(2年前のベストタイム)
                   1基目灯籠跡   6’20”(8’10)   
2基目灯籠跡   15’32”(18’07”)   
1つ目道標       23’38”(データなし)
山上駐車場      32’24”(36’18”)   

富士登山のおかげで
パワーアップしたのかな?




2013年8月6日火曜日

海抜ゼロからの富士登山 “Team Bad boys”三日目

いよいよ山頂アタックの日

肩と肩がピッタリ密着して
8人1枚の巨大掛け布団

夜半まで壁隣はトイレへの通路で
頻繁に登山靴の足音

枕元の向こう側や2段ベッドの上段への
時折、出入りの客があり
荷物やポリ袋の音がガサガサ・・・

劣悪な環境の中
1~2時間の浅い睡眠がやっと

就寝場所の環境は
33年前の吉田口ルートの山小屋と
ほとんど進化していなかった

ご来光を確実に拝むため
予定出発時刻を30分繰り上げ
0:30
新七合目 御来光山荘を出発(2780m)
水浸しの登山靴のまま・・・

新七合目から眼下に
登ってくるヘッドライトが連なってます

 少し息苦しさはあるものの
高山病の心配はなさそう

歩幅を小さくして
一歩一歩確実に登って行きます

元祖七合目で後続を待ちますが
立ち止まると
じきに寒さで足が冷たく
風があるので身体にも震えが・・・

屋内の休憩所のあるところまで先行します

1:53
八合目(3250m)
飲物をひと口飲んで先へ

徐々に渋滞が激しくなります
後ろを振り返ると人人人・・・
東の空からは
冬の星座 オリオン座が上がってきていました
なんとかお天気はもちそうです

 2:33
九合目到着(3400m)
すごい人だかりですね~
ここ萬年雪山荘に入り
たぬきうどんを注文

後続のメンバーに電話を入れても
圏外だったり留守番サービスだったり・・・

仕方なく
入口付近に陣取って

行き交う人に注意しながら
うどんを食べました

冷え切った身体に
温かいうどんは身にしみます
800円の価値あり!

食べ終わった頃に
後続が通過するところを呼び止め
ここで
同じようにうどんを補給
全体的に
皆さんお疲れモードです
睡眠不足のようですね~

 3:20
九合目再出発
延々と険しい登りが続きます
明るいヘッドライトは必須

3:50
九合五勺(3540m)
この先は大渋滞のようなので
休憩せずに進みます

頂上に向かって
ジグザグの灯りが見えますでしょうか?

牛歩状態
2~3歩進んで
10秒ほど止まる・・・って感じ

とうとう東の空が・・・
日の出に間に合うのか?
不安がよぎります

日の出予定時刻の
 4:47
富士宮口山頂到着!
雲のせいで
日の出が遅れ気味

4:51
後続の皆も無事到着しました
Bossは九合目に忘れ物を取りに戻ったそうです
このあと、少し遅れて山頂到着しました

4:59
雲間からのご来光!
やったー!

ご来光を拝む
Team Bossの面々

雲の上ですよ~雲の上!
海から歩いて雲の上!!

ラッキーにも
『影富士』が!
 こっちは恐竜雲?
 3,776m
日本最高の三角点

最高峰の碑では
プロポーズしてるカップルがいました
周りから大喝采!
お幸せに~

お決まりのショット!
33年前は大学の体育会の夏合宿
吉田口山頂までで
この地に来ることは叶いませんでしたから
感慨もひとしおです

素晴らしいTeam Boss
撮影はBoss

おにぎり弁当を食べた後
奥宮に参拝

 鳥居前で記念撮影
背中に漢数字?
タフでクールな面々です
誰ひとり脱落者はいません

郵便局のある
御殿場口頂上から下山します
6:50

火山らしく
赤土ですね

昨日、絶景を楽しんだ
宝永山が眼下に見えます

7:27
閉館した見晴館のある八合目(3400m)通過

7:42
赤岩八合館通過

ブル道を駆け上がる作業車
手を振ったら
ピースサインしてくれました!

8:35
七合目通過(3030m)

いよいよ大砂走りへ

序盤は岩混じりですが
写真右から下りてきている
宝永山頂からの
分岐を過ぎると

深い大砂走りとなります
既に登山靴(トレクスタ)は真っ黒・・・

延々と続く大砂走り
「え~加減飽きてきた!」
過ぎたるは・・・ですね

おまけに濃霧
そして激しい雨が・・・
標識はほとんどありません
画像にある
白いロープを辿って下るのみ


まだまだ
大砂走りは続きます

 9:20
やっと次郎坊まで200m
次郎坊は新五合五勺
ここから
まだ1時間以上も下るんですよ~

今回の登山では終始前を歩いて
道案内をしていましたが・・・
皆んなに着いて行けません

若い頃の左膝の半月板
二年前の右足踵骨の古傷が痛みます
それ以前にスタミナ不足かも・・・

下り勾配が緩やかになり
それが上り坂に感じる苦しさに耐えながら

10:22
御殿場口新五合目
フラフラで大石茶屋到着
気さくなご主人やおばあちゃんが
印象的な大石茶屋で乾杯!

恒例のタクシーを呼んで
御殿場温泉へ

着替えを終えて
祝杯! (2回目) 


シャトルバスで三島駅へ

こだま661号から見る富士山は
やっぱり雲の中
車内で3回目の祝杯!
その後は熟睡
新大阪止まりでよかった・・・

なにはともあれ
Team Boss 全員
海抜ゼロからの富士登山
登頂成功!

苦しかったけど
楽しい三日間でした
Team Bossに乾杯!