2020年1月12日日曜日

豊能町の余野十三仏へ

冬晴れの日
かねてから訪れたかった余野十三仏へ
以前に入手した
豊能町教育委員会発行
『豊能町の石の文化財』
こちらを参考にしました

豊能町役場に割と近く
農道沿いにあるので車で近づけました
 日光を浴びながら凛としてます
 詳しくは解説板を
 いいロケーションですね~

続いて
府道沿いにある燈籠近くの路肩に駐車して
 地元の人に観音堂の場所を尋ねて
細い急坂を上って行くと
集落の墓地らしき中にありました
 切畑西野多尊石仏 天正三年(1575)
上段に阿弥陀三尊立像
その下に15体の座像がならんでいます
 左右の宝篋印塔や五輪塔も古そうですね

集落内には所々にお地蔵さんが祀ってありました
信心深い地域だったんでしょうね

続いて車を進め
法性寺へ
見晴らしが素晴らしく
左から
天台山、光明山、妙見山が一望
 正和三年(1314)鎌倉時代のもの

 日蓮大聖人の像を拝み本堂へ
 本堂にも参拝
 本堂向かいに
切畑法性寺の石風呂
 排水用の溝も作られています

解説板が痛んでいるのが残念…

さらに近くにある
切畑中の西多尊石仏
細い石段の上
覆い屋根に守られて
地域で大切にされているようです

そこから5分ほど府道を東へ
三叉路を西へ入るとすぐ
切畑大円下所地蔵石仏
大円(おおまる)、下所(しもんじょ)と読むそうです
合掌

その先の足元に古い案内板??
 上を覗きましたが不明
今の僕の足では探索できませんでした

もう少し進むと
カーブミラーの右手に

おお~っ!
立派な多尊石仏!
高さ178㎝、幅300㎝あるそうです
 切畑下所(しもんじょ)多尊摩崖仏
天正二年(1574)
 最上段中央の阿弥陀如来像には後光が射してます
 確かに天正二と刻まれています
 正月のおめでたい月に
たいへんいいものを拝むことができました
野仏の里 余野
い~所です


 今夜は
能勢産の猪肉でボタン鍋
 晩酌はもちろん能勢の地酒 秋鹿 あらごし生酒!
また一升瓶で買ってしまいました…
辛口にごり酒
い~色してます!

 ごちそうさまでした



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