2014年8月10日日曜日

能勢街道から西国街道へ

のせでんハイキング初企画!
この秋
大阪モノレールハイキングとコラボします!
 
能勢からモノレール沿線へ
まずは滝山駅前から猪名川の堤防沿いに歩きます
久しぶりにOジュンさんも参加
マラソンランナーHさんと並べば
浪商コンビ復活!

年間スケジュールの行程とは違う
絹延橋を渡ると
 
 国道173号線沿いに「能勢街道」の案内板
国道の東側にかつては余野街道も並行してました
 
池田市内に入ると
能勢街道沿いに「炭屋」あり!
能勢の三黒三白のひとつ
炭を集積地である池田へ運び出すのも
「能勢街道」の重要な役目
 
ちなみに
三黒は炭・銀寄栗・黒牛
三白は寒天・酒・米 といわれています
 
銀行の建物が多く残るのも
街道沿いの集積地ならでは

  
 国道から路地に入ると
また案内板
 
 
古い道標のほか
「南無妙法蓮華経」と刻まれたお題目塔
妙見参りが盛んであったことの証しですね
これからの道中無事を祈りました
 
以前、映画館があったところは芝居小屋「池田呉服座」に変わり
なんかい~雰囲気になりました
江戸時代の芝居小屋の建築様式を一部再現してるそう
斜め向かいには「落語ミュージアム」
入場無料で名人の落語DVDが鑑賞し放題!
ぜひ「池田の猪買い」「牛ほめ」を聴いてください
 
ここで
 能勢街道を少し離れてお城へ向かいましょう
コース上唯一の上り坂を進むと
 
室町から戦国時代にかけて
このあたり一帯を治めていた
地方豪族池田氏の居城を模して造られた公園です
世界遺産姫路城の池田輝政公は美濃池田氏
こちらは摂津池田氏ということで
血のつながりは源頼光まで遡るらしいです
塩川の青山城と違い
こちらのほうが現実味のある建て方のような・・・
山城はこの程度のものだったんでしょうね~
 
天守閣からの眺めはさすがに素晴らしい!
 庭園も見事です
城跡公園の東門を出るとすぐ
 
池田文庫の庭に能勢街道の道標
通路沿いには古い灯篭など
小林十三翁のコレクションが点在しています

能勢街道へ戻り先へ進みましょう
「あわん堂」やら「チョンベイサンのサイノカミ」やら
ユニークな固有名詞が笑えます(^^♪

 昼食ポイントになりそうな水月公園には
「能勢街道」の説明が立派な御影石に刻まれていました
 

このお題目塔と道標のある所で
「能勢街道」は南へ進みます
すぐに石橋駅前の赤橋なんですが・・・
今回のハイキングでは直進します
 つまり
ここから「有馬道」に変わります
有馬温泉好きの大閣さんとおね様は
この道を何度も通ったのでしょうか?
 
桜井駅の少し手前で西国街道と合流
ほんとうは有馬道ではなく
阪急宝塚線の「西国街道踏切」を経由したかったのですが
距離が長くなるのでショートカットしました
 
阪急電鉄箕面線に並行して進むと
 ようやく西国街道の案内板
 
 牧落(まきおち)の高札場跡
西国街道と箕面道との交差点
「大坂四り半」「はっとり天神二り」
 
国道171号線に絡むように進んでいくと
涓泉亭
 
「刃傷松の廊下」を江戸から赤穂まで
早駕籠に乗りわずか四日半で
伝えた小姓のひとり
 
その後
浅野家へ推挙してくれた大嶋出羽守に迷惑がかかると
父から反対をされ
討ちを誓う赤穂浪士に
その名を連ねることの出来なかった
萱野三平(俳号:涓泉)の旧邸宅
二十八歳という若さで自刃した彼の心はいかがなものか?
辞世の句から感じて下さい
「晴れゆくや  日頃心の 花曇り

 
ここからほどなく
イオンタウンのある「みのおキューズモール」
かやの中央地区ともいいます
 
涓泉の今の句を聞きたいですね
 
かやの中央地区を過ぎると
再び国道に沿って西国街道は続きます

 
勝尾寺参道との分岐にある
勝尾寺大鳥居
 
 笹川の表札が多い集落を抜けると
まもなくゴール地点
大阪モノレール豊川駅
能勢電鉄滝山駅から約14.4㎞
高低差が少ないので
初心者の方でも
休憩しながら4~5時間で歩けますよ!
 
10月13日(月祝)
みなさん、お待ちしていま~す!
 



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