ツールはいよいよ
ピレネー山脈からスイスアルプスへ
佳境に向かって進んでいます
今年もNHKで週刊ダイジェストを放送してくれています
一般的には
この放送が一番わかりやすいですね
詳しくは番組HPへ
休息日明けの第10ステージ
マイケル マシューズ(ORIKA)が中盤のペースアップに組せず
脚力温存して(実はあまり褒められたことではありませんが…)
ゴールスプリントを制しました
2位に甘んじたサガン(ティンコフ)は
この日スプリントポイントを大量に収集して
暫定ポイント賞のグリーンジャージを着ることに
総合リーダーのフルームとポイント賞1位のサガン
山岳コースでは強力なチームワークを発揮するSKYチームが
平坦コースでも
しっかりとフルームをサポートしながらのレースでしたが
なんとゴール勝負は
スプリンターのサガンとクライマーのフルーム
勝ったのは
グリーンジャージのサガン!
クライマーのフルームが平坦コースで
ゴールスプリントに加わるなんて・・・
予期せぬことが起こるツール・ド・フランスならでは
第12ステージは頂上ゴール
しかもこの上りはエグイ・・・
選手が来る数時間前には宣伝キャラバン隊が通ります
毎年ユニークですねぇ
頂上ゴールへ向けて
ポート(BMC)、フルーム(SKY)、後ろにモレマ(TREK)のポジション争い
この後に
駆け寄る群衆に詰まった撮影用のバイクが急停車
3人は次々と追突することに
3人より遥かに先行していた
トーマス デヘント(LOTTO)区間優勝!
クラッシュで後塵を拝したフルームらは
大会実行委員会から救済措置を受け
総合優勝争いには大きな変動はありませんでした
ほんとに予期せぬことが次々と起こるものですね
13ステージは上りのある個人タイムトライアル
トム デュムラン(GIANT)が完全勝利
各中間点でのラップタイムすべてで他を圧倒
今ツール2勝目
2位にはなんと総合1位のクリス フルーム(SKY)
昨日の転倒の影響もなかった模様
第18ステージに再度ある個人T.Tは完全なヒルクライム
そこでも優勝候補でしょうから
2年連続総合優勝が見えてきたかも・・・
14ステージは久しぶりのスプリンター向けコース
ゴールスプリントは
またしてもカヴェンディッシュが制しました
15ステージの脅威のアップダウンコース!
峠の上り道は大混雑
これだけ間近で選手を見られるプロスポーツはないでしょう?
日の丸も見えますね!
パンターノ(IAM)とのマイカ(ティンコフ)の一騎打ち
パンターノが初優勝!
新たなコロンビアの英雄の誕生です
2度目の休息日前の第16ステージ
ツール一行は
平坦コースでフランスからスイスへ越境
ベルンがゴール地点
地元出身のファビアン カンセラーラ
現役最後の活躍を期待したいところです
ゴールスプリントに絡んで欲しいです
風格が違いますね~
レースは後半スイスへ
細かいアップダウンや石畳なんかを経てゴールスプリント!
右端にカンセラーラの姿が!
タイヤの厚みの差で
サガンが3勝目!
カンセラーラは惜しくも6位
さすがは往年の世界チャンプ!
そして五輪金メダリストですね
今日火曜日は2度目の休息日
休み明けからは
いよいよクライマックス!
スイスアルプスの難コースでの
4日間は見逃せません‼