2月の のせでん第1木曜ハイキングの予告
お馴染み石切山から多田源氏の古からの祈願所・満願寺、ナイチンゲール像、川西能勢口モザイクボックスコースです。
今回下見に行き、コース変更箇所が何ヶ所かございます。
でも、それによって従来以上に魅力あるコースになったのではないでしょうか?
スタート地点はいつものように能勢電鉄滝山駅。目指すは石切山!
改札を出たら右折。小川を渡って左折し、小川沿いに南西方向に進みます。
5分ほど進むとバス通りに出て左へ進むと右手に神社の境内が見えてきます。
ここ、八皇子神社が今回の集合場所です。
集合場所から右折スタート。
旧多田街道・阿古坂への古道を横切りバイパス道の萩原大橋の下を潜ります。
住宅地横の坂道を抜けると再びバス道を横断。
左手には阪急バス・松ヶ丘北のバスポール。
バス道から数分上ると真新しい緑色に塗られた鉄の扉。
ここが昨年新しく完成した『北雲雀きずきの森』への入口です。
宝塚市が民有地を買い取りボランティアの皆様の協力を得て里山保全活動を実行している地点です。
鉄の扉はカンヌキが掛かっていますが、実は開閉自由なんです。
扉を開けて、そして閉めて森の中へ。
住宅地のすぐ傍とは思えない風景が広がります。地道ですが階段や注意看板などしっかりと整備された道が続き安心して歩けます。
徐々に高度を上げていくと明峰高校入り口と花屋敷荘園入り口との三叉路。
花屋敷方面へ左折。すぐにT字路に出てみはらし広場方面へ右折。
右肩下がりのやや広めの砂利混じりの山道を緩く登っていきます。
各所にNo.24などと山火事対策の地点番号の表記のある防災標識があり、
右手の谷には幹周りの表皮をきれいに剥ぎ取られたクヌギやコナラの落葉樹が林立。
立ち枯れによる間引きをしているようです。い
しっかりと人の手が入った“里山林”だと感じます。
その先は、みはらし広場への分岐点。
90m先には川西市南部から大阪平野が一望できる展望台が出来上がってました!!
綺麗な木製ベンチも数基あって、休憩ポイントには絶好です。
ここから90m戻って石切山への取り付きへ。
北雲雀きずきの森が立派なだけに逆に石切山へのアプローチがまったく目立たなくなった感じです。
ついでに石切山への道標も設置して欲しかったところです・・・・
このあたりは相変わらず行政の縦割り業務の普遍的な問題点とでも言いましょうか・・・
すすきの生い茂る荒地を縦断して石切山へのお馴染みの登り道を進みます。
先ほどまでの手入れが行き届いた里山林とは対照的な放置林が広がります。
ルートは南西から西、北向きに変わると大きな自然石を活かした階段状の登り道に。
段差が高めで小柄な人にはきつい登り道です。
取り付きから約10~15分、周りが一気に開けて左手に大パノラマが広がります。
石切山頂直下のビューポイントです。
同行の“酒は大関心意気”Yさんは極寒用に厚着したためにややグロッキー気味で遅れて到着しました。表情が険しいです(^_^;)
まあ、途中で倒れていなくてなによりでした??
ひと休みしていたら小学生高学年らしき女の子が3名、キャーキャー言いながら山頂から降りてきました。
長尾台から登ってきて雲雀ケ丘へ降りるとのこと。
若いって素晴しいですね~
こちらオッサンチームは山頂三角点を越え北斜面の下山ルートへ。
途中、北西方面・六甲山への眺望ポイント、北東への眺望ポイントを過ぎて三叉路を左折。
満願寺方面へ曲がるとじきに山道は終わり、公園沿いの車道へ。
老人ホーム横の手すりから再び山道へ。
ここは満願寺の八十八ヶ所巡礼道。
最初の1番札所まで下った所に坂田金時の霊廟。
奇しくも、ハイキング当日は2月3日(木)節分の日。
坂田金時といえば大江山の鬼退治で有名ですね!
“鬼は~外!福は~内!”にはピッタリです。
そこから満願寺本堂はすぐ目の前です。
ここ満願寺は古くは多田源氏の祈願所として名を馳せた名勝です。
ここの下にある庭園で昼食予定。
昼食後、立派な仁王像の山門をくぐって満願寺を後に。
不動妙王参道沿いに井植山荘を目指します。
小奇麗な井植山荘脇を通り抜けると渓流沿いの散策路。
朱塗りの赤い橋が最明寺滝との分岐点。
前回にもご案内しましたが、ここには元禄14年(討ち入りの年では?)に建てられた
『下馬』と掘られた標柱があります。
400年は経ているということでしょうか・・・・・?
最明寺滝から赤い橋まで折り返し、続けて渓流沿いを下っていくとじきに住宅地へ出ます。
旧い旧家や新興住宅の入り混じった中を東へ東へと歩を進め、踏切を渡り、渡り返して
雲雀丘学園のグランド横、雲雀ヶ丘花屋敷駅を通り過ぎると知る人ぞ知る!
全世界に2体しかないと言われているナイチンゲール像に到着です。
夕方見てびっくり\(-o-)/
ろうそくが光っているではないですか!
ナイチンゲール像近くには、銭屋五平の記念碑や中世期の栄根寺廃寺跡、線路を渡ると
小戸神社遥拝所など見所がたくさんあります。
栄根寺廃寺跡周辺の広場でお弁当も食べられますよ!
ここから線路沿いに下るとやや広い車道と歩道に突き当たります。
ここがかつての能勢電車・国鉄前線軌道跡です。
軌道に沿って道が残っています。
ほかに能勢口駅前寄りには車軸のモニュメントが残っています。
今回下見に同行している“酒は大関心意気”Yさんはこの路線を運転したいたとのこと。
歩きながら思い出を語って頂きました。
ゴールは川西能勢口駅前、モザイクボックスの地下1階。
今回もモザイクさんからお楽しみのプレゼント(お買物補助券など)があるそうです!
コースも昨年より魅力あるものに変わっています。
ぜひ、多数のご参加をお待ちしています!!