平成22年10月7日(木) 川西の古い道標めぐりコース(北部編)です。
【画像アップは少々お待ちください・・】
“天高く馬肥ゆる秋”さながらの快晴。 山ガールには最適の天候です?
スタート地点の、のせでん平野本社には溢れんばかりの人人人・・・・とのこと。
と言いますのは・・・・
本日も『道標役』を仰せつかり、一足先に出発したためです。
本隊は10時出発ですが、街中と古い道標への案内表示などで手間がかかるため早目に出発しました。
といっても7時5分は早すぎますか・・・^_^;
1つ目の古い道標は地元H自治会のもの。
前もって自治会長の了解を貰ったのでお地蔵さんのよだれ掛けを巻くって刻まれた道標を披露しておきました。
しかし・・・
お地蔵さんの祟りでしょうか???
その後、本隊が通る時にはすぐ傍で大スズメバチとミツバチの合戦が繰り広げられ行く手を遮られたそうです。
写真撮って悦に入ってる時には異常は無かったのにな~
本隊の人の中に祟られる人がいたんと違いますかね~?
愛宕山の西側から西池脇を通り緑台住宅地へ。
早朝とあって散歩してる年配の方々がたくさんいらっしゃいます。
道標貼りの作業を不審に思われないよう挨拶しながら進むのですが・・・・
「ああ、今日はのせでんハイキングですか!私も時々・・・」などと概ね好意的なお声を掛けて頂き大感激です!!
「今日は何処へ」とか「前のほら・・あの・・」とか話が長くなったりして少々困ったり。
「わしとこの壁、何処に貼ってもかまへんで!」「隣の○○さんにも言うたろか?」など、ありがたいお言葉も頂きました。
2つ目の道標は慶応年間に建てられたもの。
慶応年間というと、幕末の動乱の時期ですね。
黒船や大政奉還で時代が動いてる頃、この辺りの様子はどうだったんでしょうか?
ドラえもんのどこでもドアが欲しいものです。
この緑台住宅地からは東は舎羅林山から五月山連山、南は釣鐘山、石切山。西を見れば岩根山の後ろに鳥脇山が望めます。
案内が貼れる所には出来るだけそれらが解かるように貼っていきます。
自分のペースでズンズン歩く人。おしゃべりを楽しみに歩く人。景色を堪能する人。花や木々を楽しむ人。古い道標や家屋などいにしえに想いを馳せる人など様々な参加者がいらっしゃいます。
出来るだけ満足してもらえるようにしたいなあ~と思いながら・・・
3つ目の道標まではやや退屈な車道脇の歩道を真っ直ぐ北へ。
一軒屋が並んでいて各々の庭には、様々な花が咲き乱れていました。
コスモスと萩の花、菊ぐらいしか判りません・・・・まだまだ勉強不足ですわ・・
『ひらの湯』を過ぎた辺りから下り坂。
正面には能勢方面の山々が迫ってきます。
尖がり帽子が二つ・竜王山と三草山。雨森山に知明山、アンテナが立つ高代寺山、その右手に妙見山から天台山。
今日は秋空でたいへん眺めがいいようです。
3つ目の道標は能勢街道沿いの要所にあります。
Oジュンさんお気に入りの道標です。建立年は不明ですが江戸時代以前からあったような風情があります。
そこを過ぎると、見事なメタセコイヤの林の横を抜けていきます。
ほんと見事なメタセコイヤです。しばし写真を撮りました。
写真を撮りながら・・・
コース下見の時、なんで気づかなかったんやろ~??
ここでコースアウト!していることに気づきました(+_+)(+_+)
あらあら・・・3つ目の道標まで数百メートルほど戻り、分岐点から正規ルートに。
能勢街道を少し北上すると畦野稲荷神社です。
ここには江戸時代中期の『青面金剛碑』が残っています。4つ目の道標です。
能勢街道をさらに北上すると現在の国道173号線。ここを横断して北上を続けます。
このあたりが本日の中間地点・約5.7km。
旧街道もこのように真っ直ぐの車道にしてしまうと味も素っ気もありません・・・
山下の町に入ると再び街道らしさが残る道になり、初谷川に架かる『鉄橋』なんて名称に往時の面影を感じます。
『鉄橋』からほどなく、釜本畳店の前を右に曲がると大ぶりの祠。
この中にも『青面金剛碑』があります。こちらは江戸初期でしょうか。
Uターンして真っ直ぐ西に進み、また国道を渡ります。
一庫大路次川を渡るとほどなく戸隠神社です。稲荷神社に続く2つ目の昼食ポイント。
ここから西へ山原の田園地帯を縫うように進み、山の原ゴルフ場沿いの道に出て北上。
のせでんの高架を潜り、県道を渡るとじきに慶積寺です。
『けいしゃくじ』と読むそうです。
正式には真言宗月光山慶積寺。
階段脇に6つ目の道標。
“すぐ 池田” “左 妙見”の面や“右 三田” “左 池田”と刻まれた面など。
ご住職の話では、元は寺の少し下手に旧街道があり、そこに妙見山と池田への分岐点があったそうです。そこの道標だったのですが、県道が出来て旧道の往来が少なくなり、そういった立派な石を勝手に持ち帰る輩が多くなったため、お寺に置けば安心だろうとの依頼を受けて今ここにあるそうです。
道標に道標を貼ってると・・・
とうとう参加者の1人に追いつかれました(-_-;)
本隊より先んじて出発したそうなので当たり前なのですが・・・
個人的にはテンションが下がり気味です・・・残念。
階段を上ると、本堂がご開帳!!
ほんとうにありがたいことです。
合掌
裏山の八十八箇所巡りの山道を登ります。
本コース唯一の本格的な山道です。
クモの巣を払いながら、枯れ枝を蹴散らしてコース確保しながら10分足らずですが堪能しました。
丸山台の住宅地に出ると仕事で隣に座ってるM氏の豪華マンションが聳え立ってます。
その右奥には雨森山。
進路を北東に取れば、ほどなく深山池公園です。
公園の奥に道標で誘導すると、茅葺の家が二棟。
旧下堂家住宅が保存されています。
川西市に現存する茅葺屋根住宅三棟のうちの二棟と聞いてます。
あと一つは黒川の水口酒店ですね!
旧下堂家住宅の前に7つ目の道標があります。
菅笠の常連さんにも追いつかれ、ギブアップ(+_+)
木陰のベンチでオニギリを頬張る。
あと少し、もうここまでくれば安心か・・・
オニギリを食べ終わったら即出発!
公園出口で携帯のベルが鳴りOジュンさんからの一報。
「深山池公園到着!」
ええ~っ!\(◎o◎)/!マジっすか!!??
急いで歩を進める!
お陰で下る遊歩道を1筋間違いかけて、またしても数百メートル戻る羽目に・・・
相変わらずドンくさいな~^_^;
なんとかゴールの日生中央に到着したときには既に先ほど追いつかれたお二人以外にも数名が駅前で待っておられました^^;
テーブルセッティングもお手伝いいただいてありがとうございました<(_ _)>
無事、チラシやスタンプ台を準備して、お待ちの10名ほどの参加者を迎え、ゴールフラッグを設置完了したところでOジュンさん率いる本隊が到着!
ぎりぎりセーフ!!
楽しみにしていたロッテリアでのCAFÉ TIME は取れませんでした・・・・
いえいえ、それよりも510名ものご参加をいただき感謝、感謝です。
また多数の山ガール・山ボーイのご参加、ほんとうにありがとうございました!!