2009年12月28日月曜日

チャレンジハイキング

暮も押し迫った12月23日祝日、全行程20kmのチャレンジハイキングは妙見口駅前を出発しました。

今日は全行程の七割は車道や舗装路。上り下りの険しい山道の20kmとは違い、街歩きの延長のようなコースなので散歩好きな人なら充分ゴール可能な設定。
まずは国道477号線沿いの歩道を行き大槌峠を越える。


左手に天然記念物・野間の大ケヤキを見ながら新しく出来た『東郷バイパス』沿いの歩道を北上。
狭霧の中360度のどかな田園風景が広がっている。隊列はバイパスに沿いに延々と延びていて圧巻だ!

野間神社の裏側からいよいよ能勢街道をたどる。
周りの至るところに古い家並みが残っている。土壁、黒壁、土蔵・・・などなど。
参加者からも感嘆の声が聞こえてくる。

緩やかな上りを越えるとあっという間に矢立峠通過。
落ち葉のいっぱい積もった中を足元に注意しながら下る。逆方向からならしんどいかも・・・


しいの木で有名な若宮神社の鳥居を右横に見ながら能勢街道をまだまだ北上する。
府県境の切り通しが近づくにつれ、パラパラ降り始めた時雨が本降りになってきた。おまけに季節風が吹き始める。
歌垣登山口を抜け田尻川を渡る。本日のコース釈迦ヶ岳の山すそにあるのんびりした散村を通り抜けると三度国道477号と出会う。
そこが大阪・京都の府県境、ひいらぎ峠である。
古い石碑や、県境の標識が今も残っている。



雨は相変わらず降り続き、古の風情を思い起こして感慨に浸ってる間もなく踵を返す。

釈迦が岳沿いに南西に少し行くと、湧泉寺に到着。
マイクの音が何やら騒がしいな・・と思っていたら・・・・・
ご住職じきじきにお迎え戴いたうえに、お寺のご案内までしていただいてるとは・・・



能勢地方では、耕作に牛を使っていたらしく牛馬の守護神・牛堂さんが祀ってある。

ここの境内周辺をお借りしての昼食休憩。


午後は近くの篠口峠へ上がる。


本日、唯一の山道、急坂を10分ばかりの行程。
峠を越えて、緩やかな車道を歩いていくと暮坂峠の頂上。
なんとあっけない峠のピークだこと・・・・・

九十九折の車道を下っていくと、宿野ののどかな集落に下りる。
大路次川沿いに堤の上を歩く。
アスファルトばかりで疲れた足元にはとっても心地よい。

堤防沿いの単調な道に飽きだした頃、ゴールの浄るりシアターに到着。
雨は小雨ながら止むことなく降り続いている。
冷めた身体に浄るりシアター内の休憩室が天国のように感じた。


路線バスと臨時バスに分乗して山下駅へ全員無事にお帰り頂けました。


本日の参加総数:480名
少々厳しい気象条件の中、多数ご参加いただきましてありがとうございました<(_ _)>
また、今年一年のご愛顧を感謝致します。

来年元旦の早朝、いつものように(私は初めての経験ですが)妙見口駅前でお会いしましょう!

妙見口駅前、朝5時半出発して、暗闇の中、新滝道を1時間少々上がります。
妙見山頂上で初日の出を拝んで、1年の無病息災の願を掛けましょう!!