2017年5月20日土曜日

【予告】のせでん梅雨中ハイキングは猪名川町東部の道標巡り!

『若葉待て 百年ののち ここに来む』
江戸時代後期
猪名川町にある屏風岩を訪れて
舟遊びをしていた俳人 大伴大江丸の句ですが
いい季節になりましたね~

さて
来月の「のせでん梅雨中ハイキング」
猪名川町では初企画の道標巡りです!

まだ歩けない僕でも
爽やかな青空と野鳥の囀りに誘われて
一人道標巡りに車を走らせました

大字名でいう原のあたりに

右 三田 左 妙見 って刻まれています


善福寺参道にある燈籠
青空がサイコーですね!

裏通りから旧の県道へ抜けると
かつて名松があったという善福寺への道標
ここは「まんか旅館」前ですが
ここの手打ち蕎麦が美味しいとの噂…

さらに南へ
丸尾霊園のわき道を抜けると!
景色が一変して広い車道が出来ています

 その出合に墓石に刻まれた道標が残ってました!
一礼してシャッターを
とても眺望が良く
仏様も喜んでおられるでしょうね~

東寄りの新しく設置された信号を渡り旧道へ
広根バス停の裏側に
明治後半から大正の頃に設置された道路元標
猪名川町北部の旧六瀬村や山下駅近くの旧東谷村にも
同様の石標が残っています

銀山方面に旧道を辿って進むと
酒蔵たった立派な旧家が目に入ります
向かいも情緒のある古寺ですね~

バス道との十字路を越えた角に
キレイな花々に囲まれて佇んでいます
正面と左面
「妙」が少し欠損してますね…
右面
今日いちばん幸せな道標ですね!

ここから
銀山道を経て広根素盞嗚尊神社に参拝し
さくら池自然公園や総合公園を抜けて
先日、所在の確認に行った南田原の墓石道標へ

難読地名「紫合」(ゆうだ)の東側に
かつての庚申場があり
いろんな石碑が残っています
阿古谷方面への三叉路にあり
左側には大杉の切り株が残ってます「デカい!」
 村人の熱意を感じます
 これは庚申塔でなく
どなたかの墓標のようですね
大変失礼しました
 大杉の根元に無造作に道標が残ってました!
右が上半分、左が下半分
 庚申場付近から見る風景はのどかです・・・

日生中央駅近くにはひっそりと祠があり
 合掌
 前垂れを上げさせていただくと
右 のせ ささ山 左 妙見? のせ

右は阿古谷経由で能勢への案内で
左は妙見道と能勢街道への案内?
ここは旧道と旧道の交わる場所なので
昔からこのあたりに立っていたのかもしれませんね

6月25日(日)は雨天決行です!
いにしえの旅人に想いを馳せながら歩いてみましょう!