2017年11月4日土曜日

レアな博物館めぐり その壱

猪名川町にある多田銀銅山悠久の館
 久しぶりに行ってきました!
今年は開館10周年
おめでとうこざいます
館内は以前とは違い
新しい展示がたくさんありました
写真撮影NGなのが残念
このレベルの物ならば
どんどんSNSで発信したほうが
いいような気がしますが…

館の側を流れる銀山川の向かいには
代官所跡地 
幕府直轄にして
銀銅で儲けていたんですね

明治時代の産業遺構
堀家精錬所跡

銀山川に架かる板橋を
恐る恐る渡って…

機械掘りの坑道
青木間歩(まぶ)の中へ
この直後
額を強打しました
杖をついて屈むのは一苦労です(>_<)

坑内に所々にそれらしい鉱脈が…
珪孔雀石や黄銅鉱

銀の鉱脈は見つけられず
戻りますが
やはり恐る恐る^^;

帰りに瓢箪間歩の手前にある
銀山大路頭へ
鉱脈が地上に現れている場所で
なかなか見られないポイントですよ!


所は変わって
立派なお城へ
銀杏の黄葉に映える
大阪青山歴史文学博物館

戦国の城にそっくりの石段を
杖をつきながらゆっくりと…

ようやく門にたどり着きました
開催中の所蔵名品展がお目当て

入口の菊が綺麗ですね!

おっと!珪孔雀石?
アマゾンナイトって…

大阪青山学園は数々の
貴重な文学資料を所蔵されていますが
川西市唯一無二の国宝
土佐日記の写本を見ることが出来ます
平安時代
紀貫之が土佐から京へ帰る際の日記
紀行文学の先駈けとなったそうです

これは為家本といって
鎌倉時代の歌人 藤原定家の子で
為家が写本したものです

展示品を見るだけでなく
目録を購入すれば
より理解も深まりますね
 
秋の夜長に訳本でも読んで見ましょうか?