6月6日日曜日、妙見の水広場でエドヒガンの種採祭がありました。
ハイキング担当の僕も、リーダーのOジュンさんも中心スタッフとして参加です。
今年は天候不順もあって桜の開花が遅れていましたよね。
サクランボの成長具合も遅れがちです。
数日前の下見では、まだまだ青い実が多くてとてもイベントの日に間に合いそうにありません。念のためブルーシートは敷いて準備はしましたが・・・・
一足先に咲いていたソメイヨシノの実でさえこの状態です。
翌日、標高の低い所へ行ってエドヒガンの実った種を採集しました。
“本来ならこんな果実が出来るんですよ!”と実感してもらうためです。
落穂ひろいならぬ、サクランボ拾い・・・
簡単そうですが、草むらや藪の中から赤褐色の実を見つけることは至難の業です。
特に素人の僕には視点が定まらず、ずーっと地面との睨めっこ・・・・
ここでもさすがはOジュンさんです。
老眼が始まった目で次々と拾い上げていきます^_^;
いや~お見事!!
また二日前には、上司のS調査役の畑に行って去年種まきして育てておいたエドヒガンの苗木を掘り起こして園芸ポットに移し替えました。
30cmほどの小さな苗木を植え替えていくうちに“大きく育てよ~”“可愛がってもらえよ~”って想いが募ってきました・・・
そんな気持ちを、この苗木を育てていた上司に話すと、「そう!結論から言うと!嫁に出す気分ちゅうこっちゃ・・」としみじみと?S調査役らしい言葉で語っておられました。
「農業やらんか?」というお誘いを何度もスルーしながら作業を続け準備完了!
時折水を掛けられて、苗木たちは小さいながらも元気に枝を張り晴れの舞台を待つばかり。
そうして、いよいよ当日のイベントが始まりました。
スタッフはエドヒガン博士:S調査役、自称CityBoyのT課長、生涯ライダーのT専門役、Oジュンさん、僕のほかに川西里山クラブの皆さんが多勢お手伝いに来て下さいました。
午前11時前から妙見の水広場前には事前に申し込みをされた方々が続々と集まって来られました。
受付を済ませたら先ずは桜茶を味わっていただきます。
開始時間の11時すぎから先ほどのS調査役のエドヒガンのレクチャーが始まりました。
そしてみなさんと一緒に桜谷へ歩いて下ります。
桜が咲いていた頃の谷とは趣がガラリと変わって、緑深く鬱蒼として山の威厳を感じるほどです。
数分で桜谷の第二号エドヒガン前に着きました。
パラパラとサクランボの落ちたブルーシートを前に再び、今度は川西里山クラブ・辻本会長のレクチャーです。
種の見分け方や、そこから育成の方法など・・
思い思いに落下したさくらんぼを拾いながら・・・・
最後に谷に群生する代表的な古木、第四号エドヒガンを鑑賞、周辺でさくらんぼ拾いを楽しんで妙見の水広場に戻りました。
参加者の皆さんにエドヒガンの苗木をお一人1本ずつプレゼント。
エドヒガンが立派に成長することを願いつつ自由解散となりました。
解散後も色々な質問をあちらこちらで受け、みなさんの関心の深さに驚くばかりでした。
今回参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
また、1年を通して桜谷の整備からエドヒガンの保存活動に従事され、この度のイベントでも多大なご協力を頂きました【川西里山クラブ】のみなさんに感謝とお礼を申し上げます。
最後に妙見の桜たちやすべての生き物に感謝します!!
会社へ寄った後、帰宅がてら舎羅林山のルート調査を兼ねて・・・・
今回は踏切から病院裏の取り付きへ
尾根を北側から巻くようにして山頂へ。
下山は五月山からビッグハープの見える展望ポイントを経て
小学校裏へ下りました。
今日も鹿の鳴き声は頻繁に聞きましたが、ハイカーには会いませんでした。
粘土質の下山ルートには新しい自転車の轍が1本、目に付いたぐらいです。
今回で舎羅林山ルートは、かなり頭の中で整理できてきました。
楽しい山です、舎羅林山は!!